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あの娘に出会った夏コミの一日目からずっと感じていた事それは、『この娘にはもっとふさわしい男がいる』という事だ。


……。


いや別に、悲観的になっている訳じゃないよっ？　どーせ俺なんかがこんな可愛い娘を口説けないんだっ、とか落ち込んでる訳じゃないしねっ？


そりゃあLINEの返信が既読されないまま20時間後に来たり、せっかく告ったのにもう一回友達から初める事になったり落ち込む要素なら幾らでもあるけど……書いてて今、落ち込んで来てるけど。


だとしてもあの娘にふさわしい男に成るって決めたし、その為に自分を変えていくつもりだし、そこはまあ落ち込んじゃいない……はず、だ、ぜ。



そもそもこれは、そういう自己視点の意見ではなくて、逆にあの娘の視点の意見なんだ。


女子校在住かつ男兄弟の長女かつ暴力的かつまだ子供かつ男性と付き合った事のない恋愛経験に乏しいオンニャノコ。


それに『ふさわしい男』は、逆に、学生時代からモテモテで女慣れしてて口説き慣れててぶっちゃけ5本の指じゃ収まらないくらい抱いて来てる恋愛経験に豊富なオージサマなのでは、と思う訳だ。


俺みたいに、男子校出身者で女慣れしてなくてネット出発意外で彼女作った事なくて若いってだけで相手してくれるオバサンだけ抱いて来てる恋愛経験に乏しいオオザッパザマではないような気がする……。(落ち込んでないんだからねっ)


そういう上手いことエスコートする事の出来るオージサマが、あの娘に取っての初めての彼氏にふさわしいんじゃないか、と言う事を出会った最初の日から常々思って来た。


彼女もそういうオージサマに憧れを抱いているような気がする……毎回、自分からデート先を決めてくれないのも、人に話題を振らせようとするのも、それが上手く出来ない俺に興味を持ってくれていないのも、きっとそのせいなんじゃないかな。(落ち込んでるよ)


秋葉のホコ天にて「はぐれたら困るから俺のバック掴んどけ」言ったら『wwそこは女慣れしてる人だったら、手握るんだよ』とか言って来て、後々聞いたら『急に手握ってくる男好きじゃない』とか言ってたけど、本当はオージサマがいいんだどーせ。


その上で僕に『女慣れしてないでしょw』とか言ってくるんだどーせ！　ああもう、あの娘やだ女やだ作者ニュースの1000文字制限やだ！　はい、後半に続くっ