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スニーカーが土を削る音『ジャリ……ジャリ』



　中坊ーイ（彼氏の方へ命名）の激しいチュウに興奮を隠せない中ガール（彼女）は、立てた爪先をピクピクと震わせていた。それが履いてるスニーカーと地面を通じて生々しい音となり夜の公園に響く。



スニーカーが土を削る音＋α『ジャリ……ジャリ』「んチュ」『ジャリ……ジャリ』



　中坊ーイもいやらしく首をまわしながら舌を入れる事で、その音に伴奏を加えた。今頃、中ガールは処女の奇妙な冒険を味わっているんだろうなあ。



変声期を迎えずして思春期と発情期を迎えたスチュウデントたち『……ん、……んっ、……ンッ！』



呆然と露出プレイの一役を担わされる俺（いや、なに、この状況……？）



　……そんなチュウ介人に一切のチュウ意を払う事無く、ふたりは更なるチュウ学性に身を投じていきましたとさっ！　爆発しろ、爆発しろ！






てか爆発とかそれ以前にチュウ意力散漫すぎるだろ、このスチュウデント。アリーナ席どころか住宅という名の一般席が周りを取り囲む、住宅街のド真ん中だぞ。


しかも傍観者中学生じゃねえし大人だし。変な大人から嫉妬と話題性を糧に、学校側へ連絡されたり、動画を撮られSNSにアップされたらどうするつもりだったんだ。


……。


って、誰が『変な大人』だよオイィ！


まあブログのネタにするため一部始終を観察日記にしてアップしてる時点で十分変態なんだろうけど……堂々と露出プレイをする扶養家族組よりはマシだろうから今日のところは見逃して下さい。←