よる。
ひっそりとした夜に
ひとりきり
自分の心と
向き合ってみて
しずかでキレイな
本当の心に出逢えるから
夜は、
寂しくなる。
帰宅して、疲れて
すぐ寝てしまう方が
ずっとずっと
マシなくらい。
1人きりの部屋。
誰の声も聞こえない。
でも耳をすませば
微かに聞こえる笑い声。
僕がいなくても
存在しなくても時間は過ぎる。
時は過ぎる。
今もこれからも変わらない。
夜に空を見上げる。
星が見えた。
ちっぽけな自分と
比べものにならないくらい
堂々とした夜空が
怖くて恐くて
そして
綺麗だと思って
胸が締め付けられた。