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シルクロード幻影? ミイラが語る哀しい愛の物語

こんにちは。

 私は歴史全般が好きです。普段、書いているのは日本の時代物、それから韓流ですが、実は東洋のシルクロードも大好き。
 シルクロードに神出鬼没の幻の湖ロブノール湖のことをお聞きになったことはありますか?
 まるで蜃気楼のように場所を違えて消えたり現れたりするその湖はしかし、幻ではなく実体を伴うホンモノの湖です。
 そういうミステリアスな部分も含めて、とても興味があります。
 かなり前、楼蘭で美少女ミイラが発見され、それも話題になりました。
 シルクロードを舞台にしたコミックのシリーズがあり、昔、それを夢中になって読みふけったことがあります。
 その中で、ロブノール湖伝説を描いたもりのがあって、不老不死の生命を得た少女が人間の普通の若者の恋に落ちました。
 しかし、夫はどんどん年をとるのに、彼女は少女のまま。
 やがて、若者だった夫は老人となり亡くなりました。彼女は見かけは孫のように若いままの姿で愛する夫を見送りました。
 そして、年を取らない自分の生命を哀しみ、自ら食を断ち、死んだのです。もちんろん、最後まで愛する男の側にいて、息絶えたのでした。
 時は流れ、現代となり、二体のミイラが砂漠で発見されたというところでマンガは終わります。
 あまりにも哀しい結末に、私は当時、涙が止まりませんでした。
 楼蘭の美少女ミイラは実はこの不老不死の少女だったという設定です。

 長くなりましたが、今回のお話はそれにヒントを貰いました。
 もちろん、ストーリーそのものはまったく違います。
 皆様も機会があれば、是非、読んでみてください。このマンガ、引き込まれます。
 
 

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