NEWやぶさか。さんの作者ニュース

君にはもっと『ふさわしい男』がいる。②

http://otona-novel.jp/viewuser/newsdetail/23919/?guid=ONの続き


(※例によって1限はサボってますw)


まあ男性経験の無さ故に、女慣れしてるオージサマのモテモテエスコートに憧れを抱く気持ちは解るしそれは良い事だと思う。


だからこそ理想を崩したくないから一度目の告白は撤廃したし、もうモテナイエスコートをしないよう頑張って彼女にふさわしいエスコートをしよう!


……。


や、そもそもエスコートの上手い人だったら先ず相手の理想に合わせる事よりも、自分色のエスコートを相手に染めるつもりで行くと思うんだ。その押しの強さが先ず俺に無い。


第一に『この娘を傷付けたくない』と考えてしまうこの受け身精神は、同時に『自分を傷付けられたくない』という考えに同じだ。情けない。


仮に今、どこかのオージサマの俺色エスコートがあの娘に染めようとしていたらどうだろう……? 彼女は簡単にそれに染まってしまうのではないだろうか。


染まった相手が、オージサマの皮を被ったオジサマやオオカミサマではない保証なんかない……男性経験に乏しい彼女だからこそ、心底傷付いてしまうのではないだろうか。


傲慢な考え方ではあるけど、そういう男に拐われてしまう前に彼氏に成って置きたくて前回のデートで告白した部分もある。焦り半分、不安半分、心配半分、独占欲半分の告白だった。


だからこそ、はっきりとは想いを告げなかった。だからこそ、その後撤廃する事に成ったのかも知れない。



「今日こんな予定じゃなかったんだよなー」

「どーする予定だったの?」

「告白する予定だった」

「……」

「でも、辞めた。絶対に好きにさせてやるんだからなっ」

「ww。その発想がガキなんだよww」



こんな感じ……3個下にガキ言われちゃったよ。ぷんすか、ぷんすか。


その後の展開は前回書いた通り。三日間連絡が途絶えてしまい、痺れを切らした受け身精神が『お前が愛だ恋だが面倒臭いなら友達で居てやるよ』というメールを送らせた。


『そっちの方がいいわ』と言われ、告白を撤廃。ふりだしへもどる。




要するに前途多難なのさ……。


努力しなくちゃ。絶対、彼女にふさわしい男に成ってやる。頑張ろっ。






……。




てか誰に向けて書いてんだこれw
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