やぶさか。さんの作者ニュース
対人キャラ分け症。
前回の「ネコが寝込ませてくれないので」ってなんかBL本のタイトルみたいですな。うほっ♂
さて。フェイスブックの顔見知り連中と絡むのがめんどくさい。やぶさかではある。
(あんま愚痴ってここ特定されたくないから皆まで言わないけど)
こういうコメント機能もなければ閲覧数すら出ないところでは、他人ファッキュー自分アイラビューに言いたいことが言える内弁慶野郎ですけども。広いところに連れて行かれては、相手の期待するようにしか振る舞えない。
『あのドラマ面白いよね〜』なんて風に話を振られたら、(ネットでググって知識を得て)普段からそれを見ている体で話してしまう。
『あの芸人つまんないよね〜』なんて言われたら、その芸人が好きだったとしてもアンチの意見を取り入れて話してしまう。
例えるなら、学生時分にクラスのみんなの前で『何フェチ?』って聞かれたとき。咄嗟に「く、くるぶしフェチ!」って答えてしまったとしよう。
すると翌日、教室の扉を開けるときには “くるぶしフェチとしての自分” がそこにいなければならない気がしてしまうのだよ僕は。
当然、履いてくる靴下はこれ見よがしなくるぶしソックス。いつ聞かれてもいいように、くるぶしの痛みをほぐすマッサージ法なんかも調べたりして。(いや実話とかそういうわけじゃないけどさ)
たしか男子校に入ったきっかけも、こんなだった気がするな……。
女顔で男とばっかベタベタしてたからか、ちょっとずつ『ホモ、ホモ』言われだして。
案の定それに乗っかって、ノンケのごとくばりにダンジを追っかけ回して。四年間片思いしてた腐女子の子の前だと、特に追っかけ回して。あげく読書の時間に純情ロマンチカとか読み出して。
ほんで、(その子も含めた)みんなの前で『高校どうすんの?』って聞かれたとき。
「お、おれオネエだから男子校にするのよ!」って答えてしまった……から、あんな飢えた狼の牢獄に入ってしまったのかもしれない。
(その結果、数年後、そっちの道に片足突っ込むことになるとも知らずに。w)
あああ、あ〜あ……やだなあ。こういう生き方。
どのくらい相手の期待に寄せるキャラ造りをして、どのくらい自分を守ってひとと接したらいいんだろう。
いっそカメレオンにでもなれたらいいのになァー、と嘆く早朝4時でした。