NEW三条テレ子さんの作者ニュース

「思惑」解説(前) ※ネタバレ注意 



解説と言うほどのものでもないかもしれませんが...雑学です。大したことは書いていません(笑)
またこれは調べた内容ではなく、元々聞いて知っていたことを書いたのがほとんどなので、もし間違いがありましたらすみません。

キリスト教は主なものに分けて、三つの宗派があります。プロテスタント、正教会、そしてテリザの信仰しているカトリック。ヨーロッパでは、大きく言って北ヨーロッパがプロテスタント、南ヨーロッパはカトリック、東ヨーロッパは正教会を信仰している国が多いです。
イギリスは今でも、そしてリングランドの舞台である19世紀も、プロテスタント信者が9割ほどを占めた国です。
話は逸れますが、アイルランドは1649年、オリバー=クロムウェルによりイギリスの統治下に置かれました。その頃も...そしてリングランドもとい19世紀イギリスでも、イギリスはアイルランドを見下し、偏見する傾向があったそうです。よってプロテスタントが大半を占めるイギリス人は、カトリックであるアイルランド人を見下し、カトリックはいわば「labour class」(労働階級)の人間が信仰する、プロテスタントより低いものと多くの人にみなされていたようです。テリザが「よく思われていないのは知ってます」と言っていたのは、こういう理由からです。
実際あまりよく思われてはいなかったようですし、なるべく時代に忠実にしたいという思いから来ているのですが...不快に思われた方がいらっしゃいましたらすみません。ですがそれを書いている私自身がカトリック信者です(笑)

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