Ｒ・Ｉ・Ｐ

ＴＡＩＧＡさんの作者ニュース

２０２０年。大変な、悲しい出来事の連続。

『どうして？』『なぜ？』『もったいない』
『悔しい』『悲しい』無数のその嘆きに
答えがみつからない事の数々。

友達、家族でもない縁もゆかりもない人の
その命が消える事が、本当に悲しくてたまらないのは、去る３月の末日に有名コメディアンが急逝した日以来だろうか。

なぜ？・・・この人が
なぜ？この人でなければ？
・・・そういう言葉が消せない

生きる自由があれば
その逆もあるやもしれない

それでも・・・あまりに悔やまれる。

人からみたら華々しい人生かも
羨ましがられる人生かもしれなくても
その苦悩は結局、本人にしかわからない

だからきっと…誰にも責める事は出来ないんだ。

少なくとも自分が思うのは
スキャンダラスな出来事にも飄々と出来る
ふてぶてしさや図々しさがある人間ならば
こんな悲しい選択はしないだろう

逆を言えば、真面目…繊細…誠実な人だから
…そんな風に思えてしまう

そして今の世の中は
そんな真っ当な人間にこそ
生きづらくてたまらないのかもしれない。

ちょっと自分の作品の世界観みたいに
なってしまうけど声に出さずにいられなかった。

自分は軽く１０年くらい、まともに
テレビとかドラマ見てないが

この人の作品は思い入れがある。

まだうんと若き日のこの人
同時に自分もまだまだ幼き日のこと

とても魅力的な人だと思っていた

異性には勿論、同性からみても
かなり好感のある方だと勝手にに思ってた。

近影を見るなら
『お、良い年齢の重ね方してるな』
なんて思ってみたり

だから、まさかこんな事が起こるとは
思いもしない。世の中のみんなそう思うだろう

死ぬ程苦しい仕事やなにかなら
いくらでも、どうとでも逃げても投げても良い

どの業界でも、どんな仕事でも
そこにどんな業界の事情や
オトナの事情だとかがあったとしても

あなたを苦しめる人より
あなたを愛する人の方がうんと大勢いる

少なくとも自分はそう思う

あなたの命より尊いものはない。

例え、縁もゆかりもない自分にであっても
遺された我々には、何が出来るのだろう

今の世の中を悲観せずにいられない
悲しい出来事でした。