風鈴の夏　裏話

ヒイラギさんの作者ニュース

「風鈴の夏」が佳作に選ばれました！
投票してくださった方々、ありがとうございました。
というわけで今回は「風鈴の夏」の裏話を少しお話ししたいと思います。

1.花火柄の風鈴
花火柄の風鈴は実際、作者自身が持っているガラスの風鈴がモデルとなっております。夕人くんは夏祭りの出店で買ったことになっていますが、作者自身も夜市で買ったものとなっております。

2.幼稚園の先生の名前
ユウくんの幼稚園の先生である、「幸美先生」。
実は先生の名前は作者が通っていた幼稚園の年少の頃の担任の先生と年長の頃の担任の先生の名前を合わせたものとなっております。漢字はあとから当てました。

3.変わった町の様子
夕人くんがタイムスリップした場所について「スーパーマーケットだった場所が田んぼに、駐車場だった場所が畑」という風に発言している箇所があります。因みにこれは作者の住んでいる町が10数年の間に実際に変化しているところをもとにしています。

4.夕人くんとユウくんの大好物
夕人くんは自分の大好物としてユウくんにたこ焼きを買ってあげます。実は作者自身もたこ焼きが好物でして、幼い頃は今以上にたこ焼きが大好物でした。なのでお祭りといえばということでたこ焼きを買わせてみました。

5.夕人くんのユウくんに対する話し言葉
夕人くんはユウくんに優しい口調で話しかけるシーンが多々あります。その時の夕人くんの話し言葉は子供好きな作者が幼い子に話しかける時の言葉と同じになっています。(作者は女性のため幼い子に対する一人称は“お姉ちゃん”ですが。)
因みにユウくんが夕人くんの呼び方が「お兄ちゃん」なのは風鈴の男の子と対比をつけさせるため、作者が普段「お姉ちゃん」と呼ばれ慣れているためになっております。

いかがでしたでしょうか？
実は裏話は書こうか書くまいが迷っていたのですが、折角なので書かせていただきました。
最近は仕事が忙しく更新がかなりスローペースになっておりますが、随時更新はしていきますので今後ともよろしくお願い致します。