NEW弘田宜蒼さんの作者ニュース

画面は思いやり発信局 「顔」

 柔和な顔、人懐こい顔、厳しい顔。人によって印象付ける「顔」があるが、僕はどれなのか困惑している🤔
 何故ならば僕は全国どの都府県にいようが、道を歩いていると「ちょっとお尋ねします」。タバコを吸っていると「火を貸して貰えませんか」。「駐輪場のロックの解除の仕方が解らない」。「済みません。写真撮って貰っても良いですか」。この様に老若男女様々な見ず知らずの人から声を掛けられる。
 
 無論、応じられる範囲であれば応じて差上げるのだが、しょっちゅうではないものの割と多い気がする。
 仕舞には海外からの観光客の人、多分、中国か韓国のアジアの人達からも声を掛けられる。年代も性別も国籍も関係ない。
 たがいきなり中国語や朝鮮語で声を掛けられても、全く勉強していないので「この人は何と言っているのだろう」と、一瞬思ったが喫煙エリアだった為、声を掛けて来た男性はタバコを銜えているので「タバコを一本恵んでくれ」ではない…だったとしたら火❓ ライターを貸してくれと言っているのか❓ と思いジレのポケットに入れていたライターを「これの事❓」と見せると頷いたので、「じゃあどうぞ」とお貸しした。
 または道を訊かれ、「ストレイト・ライン。ザ・バック。ザ・ライト。オールソウ。ストレイト・ライン」などと辞書で引いただけで、合っているのかも解りはしない拙い説明をした事も…。
 あのカップルか夫婦、ちゃんと目的地まで辿着けたのか気掛かりだ。

 それだけではない。道、写真、ライターでも全く関係も脈絡もなく、夏の夕方に道を歩いていた時、サポーターで汗を拭っていたら、やはり見ず知らずの年配男性から「今日は暑いねえ」と声を掛けられ、咄嗟に「ええ。暑いですね」と返した事も…💦
 僕の顔は柔和なのか❓ 人懐こい顔なのか❓ 少なくとも厳しい顔ではないのは、確かな事実だ🤔😝
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