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【リレー小説】ルイーダの酒場


《ドラクエの世界でみんなで冒険しよう!》


ドラクエの世界観でオリジナル二次創作をリレー小説で書いてみませんか?
ドラクエの世界観なら、どんな物語でもOKです。
ただしドラクエの世界を楽しむためにも脱線しすぎにはご注意ください。


《ルール》
*ドラクエ好きなら、誰でも参加OK
*初めましてなどの挨拶はなし
*基本は三人称(場合によっては一人称もあり)
*前の人の文章を読んで話を繋げる
*順番は決まってないので、被った場合は先に書いた人の文章を優先する。またはうまいこと繋げる。


まずは物語に登場させるキャラを作成してください。雑談スレを作りますので、そちらにキャラ設定をなるべく詳しく書いてください。(キャラの特徴や背景など)


ドラクエ好きだけど文章苦手で~うる覚えで~…という方でも大丈夫。一行のみの参加でもOKです。とにかく繋げてドラクエストーリーを楽しもう!


ルイーダの酒場で待ってるよ(*^ω^)ノ


37
「え、だってお前が落ち着くって、あり得ないだろ。しかも賢者って、魔法のエキスパートだぞ。なれるのか?」

「なれるもんっ。遊び人は『※さとりのしょ』がなくてもレベル20であれば、ちょちょいのちょいでレミファは賢者になれちゃうんだからぁ」

「よし、パーム、イワハシ。洞窟の中では気を抜くなよ」

「え、また無視?」

ムトは、レミファが背後であっかんべーをしてくるのも無視しながら、仲間と共に、ダーマ神殿へと繋がる洞窟へと入っていった。

魔物に用心しながら、どんどん奥へ進んでいくと、広いフロアにたどり着いた。

一見何の変哲もなさそうなフロアだが、床を見てみると、

「何だ?この床は」

正方形の矢印のマスが、びっしりと敷き詰められている。しかも、矢印の向きは、それぞれバラバラだ。

「これは……すべる床ですね」

「すべる床?」

パームがポツリと漏らしたのを、ムトが聞き返した。

「この矢印のマスに乗ると、矢印の方向へ無理矢理滑らされてしまうんですよ。逆らうことも出来ません」

「マジか。したら、矢印の方向をよく見ながら滑らないといけないってことか」

「そうですね」

38 ※さとりのしょ……この本を持っていれば、ダーマ神殿で賢者になることが出来る。遊び人は、さとりのしょがなくても賢者に転職出来る。
39 「わぁー面白そうっ!レミファ&イワハシ、いっきまぁーす!」

「バカッ、安易に行こうとすんなって、おいっ!」

ムトが止める前に、レミファは、嫌がるイワハシと共に、すべる床で滑っていってしまった。

すると、数分後。

「ただいまぁー!」

レミファは……巨大なこん棒を持ち、舌を出してヘラヘラとバカみたいに笑う、巨漢のハゲ頭を連れてきた。

――トロルがあられた!

「っ、うわぁーっ!」

ムトとパームは、恐怖で叫んだ。

トロルはだいたい後半に出てくる魔物。今のムト達のレベルでは、到底倒せない。

「あれれ?イワハシさんって、こんなんだっけ?」

「どうみてもイワハシじゃねぇだろっ!ていうか、本物のイワハシは!?」

「実は、本物のイワハシさんは……置いてきちゃいましたー」

「マジックみたいに言うなっ!」

ムトとパームは、トロルに攻撃される前に二人で蹴り飛ばす。

すると、トロルはよろけ、すべる床の上にしりもちつくと、そのままどこかへ滑っていった。

トロルはいなくなった。

ムトにしこたま怒られたレミファは、また滑っていき、本物のイワハシをちゃんと連れて戻ってきた。
40 「いいか、今は遊んでる場合じゃないんだ。慎重にいかなきゃ命にかかわるぞ」

ムトは、イワハシにも注意を促す。

「面目ねぇ……だが、この下には四つくらい宝箱があったぜ」

「宝箱?」

場合によっては、武器や防具が手に入るかもしれない。

四人は、わざと地下に落ちてみた。

ムトは得意の鼻をきかせる。

「お、宝箱がこのフロアには五つもあるぜ」

すると、イワハシは不思議そうな顔をした。

「五つもあったのか。一つ見落としてたのかな?」

慎重に歩き一つ目の宝箱を見つける。

「うわ、聖水か……」今は、求めていなかった。

敵に苦戦しながら二つ目を見つける。

ブーメランを見つけた。これを装備出来るのは、レミファだ。

レミファはブーメランを装備した。

三つ目の宝箱には、鉄のそろばんが入っていた。

もちろん、なんちゃって商人だが、イワハシが装備した。

四つ目の宝箱には、みかわしの服があった。

「よし、これは俺だ」とムトが装備した。

次は、パームの武器か防具か……ドキドキしながら箱をあけた。

思った通り、ミミックが現れた。

41 イワハシは、はにかんだ。
42 「バッ……はにかんでる場合か! こいつは早く倒さないと全滅するぞ!」

ムトはミミックに斬りかかった。
しかしひらりとかわされてしまった。

イワハシははにかんだ。

「だからはにかんでる場合じゃねえってッ……」

ミミックはザラキを唱えた。
ムトは死んでしまった!


43 「くそっ、ムトのかたきっ!」

パームの攻撃。
ミス!

「やばい、次のターンでまたザラキがくるぞ! イワハシ、頼む」

期待されたイワハシは、やはりはにかんでいる。

「ここは、レミファのでばぁんっ♪」

レミファはドレミのうたを歌った。
暗い洞窟にその歌声は響きわたった。

ミミックが歯をガチガチとさせる。

「ザラキがくるぞ!」
「いっしょに歌ってくれてるんだよねぇ♪」
「んなわけあるか!」

ミミックがレミファをギロリと見た。

「え、うそぉ……」

たじろぐレミファに、ミミックは四角い口を開ける。

「レミファ、逃げろ!」
そう言われても、足がすくんで動けない。

そこへ、起きだしたムト2が一歩前へと進む。
そして、巨大なこん棒をふりあげた。

ドカッ

ムト2の攻撃は見事命中し、ミミックをやっつけた。

「すごいっ、ムト! ありがとう! 死んでなかったのね!」

レミファがムト2に駆け寄ろうとしたそのとき、ムト1が止めた。

「まて、レミファ。こいつ、さっきのトロルじゃねぇか?」

ムト2をよく見ると、舌を出した巨漢ハゲ(ザキ系耐性)だった。
44 レミファは驚きのあまり、ブーメランを放り投げたが、戻ってきたのがイワハシに直撃し、イワハシははにかみながら死んだ。

「ムト1て、ムトさん生きてるじゃない!
さっきまで棺桶だったのに 」

どうやら、ムト2ことトロルが、世界樹葉を死んだムトに与えたらしい。

どうやらトロルは、仲間になりたそうだ。

どう見ても戦力になるトロル(ムト2)を仲間に入れるか、それともはにかむだけの商人をそのまま連れて行くか……
45
これからも強敵がたくさん現れることを考えると、仲間は多い方がいい。たが、行動出来るのは四人までだ。

「それなら……」と、パームが自分の考えを話し始める。

「トロル(ムト2)を、ルイーダの酒場へ行ってもらい待機させ、イワハシをこのまま連れていくというはどうでしょうか?
 そのうち、馬車も手にいれることも出来たら、四人以上の行動も可能になりますよ」

ムトは、「なるほど」と頷いた。

「それも悪くないな。その前に、お前……世界樹の葉はまだあるか?このなんちゃって商人を生き返らせないと、教会で高いゴールドを出さないといけなくなる」

ムトは、トロル(ムト2)に聞いてみると、

「うがうが(あるけど……インチキ商人には使いたくねぇな)」

「うがうがだけで、そんな長いセリフを話してるのか」

「……お願い、トロル(ムト2)ちゃん。イワハシさんは、レミファの大事な遊び相手なのぉ。生き返らせて?」

「……うがうがっ!」

トロル(ムト2)は喜んで、世界樹の葉をイワハシに与え、生き返らせた。

「現金なヤツだな、トロル(ムト2)……」


46 目を覚ましたイワハシは、ぼおーっと天井を見つめている。

「おい、イワハシ、大丈夫か?」

「…………」

「返事がない、ただのしかばねのようだ」

「生きてるよ! ただ、なんか夢見てたような……」

「どんな夢?」

「川の向こう側から、亡くなったお婆ちゃんが白装束姿で手招きしてて……」

「危ない危ない、間一髪だ。生き返ってよかった!」ムトはイワハシの背中をポンと叩いた。

「お前、最初はやなやつだったけど、今は、仲間だからな」とパームもイワハシの背中を叩く。

「私も、あんたが嫌いなお客ナンバー1だったのが、今は、友達だもん。おかえり」レミファもイワハシの背中を叩いた。

「うが!」とトロルも背中を叩く。

痛恨の一撃!

イワハシは死んだ。

「おいっ、ちょっと待て! なに、はにかみながら死んでんだよ! トロル、早くルイーダにいけ! 」

どうやら世界樹の葉はもう持っていないらしい。
トロルはルイーダに向かい、三人は、なんとか耐えて、イワハシの棺を引きずり、途中で湧き水を飲んでHPを回復させながら、必死に、洞窟を抜けるのに成功。

もう、ダーマ神殿は目の前だ。
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