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【リレー小説】ルイーダの酒場 3


《ドラクエの世界でみんなで冒険しよう!》


ドラクエの世界観でオリジナル二次創作をリレー小説で書いてみませんか?
ドラクエの世界観なら、どんな物語でもOKです。
ただしドラクエの世界を楽しむためにも脱線しすぎにはご注意ください。


《ルール》
*ドラクエ好きなら、誰でも参加OK
*初めましてなどの挨拶はなし
*基本は三人称(場合によっては一人称もあり)
*前の人の文章を読んで話を繋げる
*順番は決まってないので、被った場合は先に書いた人の文章を優先する。またはうまいこと繋げる。


【登場人物】
ムト(盗賊→勇者)
パーム(マジシャン→魔法戦士)
レミファ(遊び人→賢者)
イワハシ(商人→武闘家)
カズマ(忍者)

ヤス(魔物系YouTuber)
ヒロ(魔物系YouTuber)
サチ(ヤスの妻、ヒロの母)

トロル(テヘペロ)
はぐれ爆弾メタル岩(クランチ)
キメラ(つばさ)
ベビーパンサー(はやて)

カネミツ(ダーマ神殿の大神官)
トムじいさん(ピチピチギャル)


http://otona-novel.jp/viewstory/index/37171/?guid=ON

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「キッ、キキキッ……危なかったキキッ。危うく真っ二つにされるとこだったキキ。しかしなんだ、この見たことのないバケモノはっ!」

魔物は、光邦を見てかなり怯えてる。

「バッ、バケモノですって……? バケモノにバケモノって言われるなんてっ……!」

魔物にバケモノ扱いされると、さすがの光邦も傷ついた。そして、更に怒りを増幅させた。


87
 説明しよう! 光邦は怒りを増幅させると、マジでとんでもねぇバケモノと化し、あんなことやこんなことをして、世界を滅亡へと追いやる……

「ちょいとおやめよっ! いくらこの物語が全然進んでいないからって、ナレーションまで私をバケモノ扱いしないでちょうだいっ!」

「えー。なーんだぁ、違うんだぁー。レミファがっかりぃー」

「がっかりすなっ!」

 これで光邦は、また更に怒りを増幅。

 すると、なんと――

 金の剣が、より金色に輝き出した!


88 そして、その金色に輝く剣身に、なにやら紋様がじわじわと浮かびあがってきた。

それと同時に、怒りに震える光邦の髪や眉も金色に光りだし、刷毛のような立派な髭がフサァッと生えてきた。

それを見た魔物たち……パームに化けていた魔物、その辺に転がっていた爆弾岩たちのみならず、テヘペロや王様までもが一瞬で青ざめ、「ははーっ」と、ムトたちにお尻を向けてうずくまった。

「な、なんなのぉ?」

「うがうが!(レミファもムトも、頭が高いじょ)」

必死な表情をしたテヘペロが、ふたりにしゃがむように手で合図を送る。
しかし、ムトもレミファもわけがわからない。

「王様まで何してんだよ?」

「そ、そなた、知らぬのか?
あのおかたは、恐れおおくも、『パブ黒い穴』のダンサー勇者、コーモン様じゃ。
ケツだしてひれ伏さねば、とんでもないことが起こるのじゃ」

王の説明にも、ふたりは納得できずにポカンと立ちつくす。

「いいのよ。アリアッハーンの王、パピーちゃん。この者たちは、私の仲間なんだから。

さ、ムトさん、レミさん、ズボズボタイムですよ……って、ふたりともついてなかったわね。カーッカッカw」




89 これまでの怒りが抜けたのか、体をそらして大口を開けて笑いだす。
そんな光邦を、ムトとレミファは異様なものを見るかのように眺めた。

ふたりの視線などおかまいなしに、光邦は独りごとを言う。

「ということは、すべて、私の獲物ということになりますな♪」

今や完全に金色の髪の怪物と化した光邦は、目の前に並ぶ尻を物色しはじめた。

「て、テヘペロ。あなたは私たちと立っていて大丈夫よ」

「う、うがぁ(で、でもぉ)」

「いいから、来なさい!」

レミファが、テヘペロを強引に避難させた。
そして、ムトも王様を自分の後方に隠す。

「さあ、だ・れ・に・し・よ・う・か・なっ。……決めた!」

舌なめずりが止まらないコーモン様に、指名を受けたのは、





90 パームに化けていた魔物だった。

「ふふん、最初はあんたからよ。私をバケモノ扱いしたことを後悔させてやるわ♪」

「や、優しくしてくださ……アヒ~ン!」

一瞬で魔物は昇天した。
そして恐怖のズボズボタイムが始まったのである。



91 爆弾岩たちが、うなりまくる。

「ゴッ、ゴッ、ゴーッ…!」

光邦の手にかかったほとんどが、すぐに昇天した。
そして、かろうじて息のある岩たちが、ムトたちの前に転がってくる。

「あいつ、木は嫌なくせに、岩ならオッケーなのか?」

「きっと、あの金色モードのときは、素材は気にならないんじゃあなあい?」

「うがうが(オイラもそう思う)」

ムトたちが、光邦の嗜好について話しあう間にも、少しずつ生き残り岩が増えていく。

と、そのとき、光邦の楽しそうな声が響き渡った。

「あなたたち、もっと根性みせなさいよ! まだまだ足りないわ!! さあ、次の尻、カモーン!」

金の剣がまた、強く輝いた。
もてあそばれた岩たちは、お互いに体を震わせる。

「(ゴトゴト)…メメメメメ…」

岩同士がぶつかる音とともに、なにかつぶやきのような声が聞こえてきた。

「(ゴトゴト)…メメメメメ…」

最初に気づいたのは、レミファだった。
おそるおそる、ムトに尋ねる。

「ね、ねぇ。このコたち、爆発しないわよね? "メ"って、あの"メ"?」

レミファに尋ねられたムトが、耳を澄ます。




92 「(ゴトゴト)…ガガガガガ…」

「え? 俺には"ガ"って聞こえるぞ」

「(ゴトゴト)…ガガガガガ…」

「うーがっ(さっきは"メ"で、次は"ガ"に変わったじょ)」

「ほらぁ、テヘペロも言ってるじゃない。次は、ぜえったいに"ンンンンン"よぉ!」

「(ゴトゴト)…ンンンンン…」

「ほらねぇ♪」

爆弾岩たちは、レミファの予想通りにつぶやきだした。

「"メ"の次が"ガ"で、そして、"ン"だって……!?」

ムトの体から、血の気がひいていく。

「"ほらねぇ♪"じゃねぇよ。これ、やべぇだろ。城ごと吹っ飛ぶぞ。急げ、魔法封じの呪文だ!」

「呪文? えっと、えっとぉ……」

「(ゴトゴト)…ンンンンン…」

「やだあ! "テ"がきちゃうー!」

あわてふためくレミファに代わり、ムトが思いつく限りの呪文を叫んだ。

「マハリク、マハリタ、マホトーン!」

「(ゴトゴト)……」

爆弾岩たちの呪文を封じこめた。

すると、メガン○を唱えられなくなった爆弾岩たちが…!
ゴトンゴトンと積みあがり、どんどん合体していく。

な、なんと、巨大なキング爆弾岩になってしまった!




93
予期せぬ出来事に、

「…………」

この場にいる全員が、恐怖と絶望で立ちすくんだ。
一番に昇天した魔物も、巨大な爆弾岩を見て「オワタ……」と、再び昇天した。

と思いきや、

「あらま、ズボズボしてた岩が合体してでっかくなっちゃったわねぇ」

この世界のことがよくわからん光邦一人だけは全然平気で、ただキョトンとしていた。

金の剣は、まだ、まばゆい金色を保っている。

94 立ちすくんでいたムトだったが、やっと口を動かした。

「……うそだろ。もしも爆発したら、この城どころか、このサイトごと吹っ飛んでしまうぞ」

レミファたちもムトに続く。

「あ、レミファ、知ってるぅ! それ、ビッグバカンっていうのよ」

「うがうが!(それは、じぇったい・じぇつゅめいの大ピンチだじょ!)

う?(で、ビッグバカンって何?)」

首をかしげるテヘペロに、レミファは丁寧に説明した。

「大爆発が起こって、みんなバラバラになっちゃって、そのあとみんなが合体して、ムレミテヘ=トファペロになっちゃうのよ!」

「うぎょー!!(!!)」

ビッグバカンについて知ったテヘペロは、混乱してドタドタと走りまわる。

大爆発後の合体までは知らなかったムトも、剣を取り落としそうになった。

「ま、まじかぁ? やばすぎるだろ、それ。
よし、みんなっ、爆発される前にこいつを倒すぞ!」

ムトは剣を持つ腕に、ぐっと力をこめた。
そのムトの腰を、ちょんちょんとつつく者がひとり。




95 「あの、わしの名前も混ぜてほしいのじゃ。申し遅れたが、わしはパピー二世じゃ。よろしくの」

王様は、ぺこりと頭をさげた。
どうやら、大爆発後の合体に混ぜてほしいようだ。

「王様っ、状況わかって言ってんのかよ!? お前も戦え! または、隠れてろ!」

王様はムトに叱られて、しゅんとした。

その一部始終を聞いていたのか、キング爆弾岩は三白眼をグルリと回転させた。

その仕草に光邦が、興奮で目を輝かせる。

「な、なんて、セクシーダイナマイトな流し目! 今まで見たことないわぁ! あなた、サイコーな岩じゃないっ!」

今や光邦の、ブルーな目元やブラッディな唇、バッサバサのツケマまでもが、金粉がちりばめられたようにキラキラギラリと光っている。

剣を構えていたムトやレミファは、あっけにとられた。

光邦は、キング爆弾岩の背後から両手を伸ばし、そのままガシリと岩をホールド。

「さあ、キング、私と一緒にいくわよん。めくるめく、エクスタシーの世界へ!」

その瞬間に、金の剣はこれまでにないくらい強烈な、まばゆい光を四方八方に放った。




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