レビュー一覧

全27561件

  • [評価] ★★★★★

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    踏み出したひと足の先
    霧がはらわれ 愛がともる…

    萌にシンクロしてあの病室での出来事をなぞれば胸は痛み、けれど心弾み、やがて巽さんの大きな愛に包まれました
    それは過去のシーンを反芻することで得られる新鮮な感覚で、ああ、これが萌の感じた花吹雪に包まれるというものだなと
    読みながら体感するリアリティに唸りました
    そして
    「─偶然がもたらした二人の時間は、幸福な奇跡です」
    先生の言葉がじんわりと胸に広がります

    けれど連鎖する記憶の次のキーワードは手紙
    核心に近づく展開に緊張が走ります

    更新ありがとうございます!

    ここにはいないのに萌を優しく見つめる柊さんの存在を感じています…
  • [評価] ★★★★★

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    実は、ぷしさんの作品で一番最初に読んだのは、この「最後には、いつも笑顔」です。

    でも、最初に読んだ時は、どうしてもレビューが書けませんでした。いろんな感情がこみ上げてきて、何か書こうと思ったんだけど、どう書いていいかわからなかった。

    息子の発達障害が判明した時のこととか、発達支援リハビリや療育教室に通った日々とか、いろいろ思い出して胸がいっぱいになって。

    「わかる!あるある!」な共感と「人によってだいぶ特性も違うし、苦手なことも違うんだなぁ」という驚きと「え、そんな方法(育て方)があったんだ!してあげられてなかったな」の反省(後悔?)と。いろいろな思いが…渦巻いてます。
  • [評価] ★★★★★

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    あなたの勇気を称えよう
    あなたの旅を見守ろう
    あなたの想いに 心添わせて…

    幾重も薄衣のまとわる中をかき分けるような不思議な感覚を覚えました
    萌とともに時を遡ったのでしょう
    緻密でやさしい催眠療法の描写が心地よいです
    けれど時の巻き戻った先に何が起きたか私たちは知っている…
    やめておけ!と思わず言いかけ、たちまち萌の強い意思に跳ね返されました
    同時に
    ─知ることを、恐れないでくれ。
    そこには喜びも、確かにあるのだから─
    と言った柊の言葉を思い出します

    記憶の連鎖が私に起こり始めたようです…

    更新ありがとうございます!

    『お兄ちゃん』に伝えたい想いが『柊』に伝えたい想いとなりますように…
  • [評価] ★★★★★

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    更新ありがとうございます

    カウンセリング本格始動しましたね
    時計の針が少しずつ戻り
    あの日で止まった

    あの日の辛い出来事の日…


    辛い、苦しい
    でも大丈夫、大丈夫…


    過去は今の自分を傷つける事は出来ない
    今の私達は安全な場所から
    過去の出来事を
    見る


    少しずつ過去を思い出していく萌

    お兄ちゃん、柊、シュウ

    何故?
    何故、名前が出た?
    お兄ちゃんではなく何故名前なのか

    それは…


    この先
    辛い記憶が萌を襲う
    だけど先生の言葉を胸に受け入れたいと
    思っています

    ドキドキしますが気を強く持ち
    望みたいと思います。


  • [評価] ★★★★★

    注意!ネタバレ表示中

    サバイバル感が全く無い豪華なお食事!!

    本当に、サバイバルじゃなくてキャンプですね。
    でも、真由美さんの行動は、サバイバルだと思います。「恥ずかしい」とかそういう感情をかなぐり捨てて「生きる」ため「食べる」ために全力を尽くしてますね!じゃなきゃ、タコにパンツ被せないと思う。

  • [評価] ★★★★★

    注意!ネタバレ表示中

    ヤクモの背中に羽根?!
    も、もしかして、さっき助けてくれたカラスの正体って…。

    ヒカルが魔女狩りのターゲットになるところ、群衆の愚かさが感じられました。なんかこう集団心理?誰か一人が言いがかりつけたらみんながそれに乗っかってよってたかって、というのがイジメの構図に似てるなかなぁ、と。

    ヒカルの立場で考えたらこの先めちゃくちゃ怖い、けど、面白い!
  • [評価] ★★★★★

    注意!ネタバレ表示中

    時を越えて贈られるギフト
    それを受けとる日は
    もう、間もなく…

    ある洋画のタイトルが頭をよぎりました
    心の旅路…
    萌はその出発点に立ったのですね

    旅の案内役とでも言うべき先生との会話主体の新章
    さりげなく忍ばせたヒロとの関係性を示す言葉や自然な会話の流れに萌の心が開かれ自らの想いを確かめてゆく様は、柔らかな光が部屋に満ちるようでこの後の展開に希望を持てる幕開きでした

    「…どんな感情を持つのかで、世界は変わるんです」
    そう、萌が愛を持って真実と向き合えますように

    そして、ところを分かちながら時を同じくしてそれぞれの試練に立ち向かう萌と柊に心からのエールを!

    更新ありがとうございます
  • [評価] ★★★★★

    注意!ネタバレ表示中

    手首のブレスレット…頑丈過ぎやしませんか?|д゚)
    あと、ブレスレットのおかげで直接当たってないとはいえ、結構な衝撃だと思うけど、良夫さんも丈夫…。
  • [評価] ★★★★★

    注意!ネタバレ表示中

    更新!ありがとうございます🙇⤵️

    そして、虎ちゃん!要と再会&ハッピーエンド🍀😌🍀に涙腺が💦💦

    影で頑張ってきた虎ちゃんと灰谷には絶体幸せになって欲しいと!!と、常々思っていたので嬉しい展開に「おおお…ありがとう~」と、訳の分からない“ありがとう”に、「ん?」と、一瞬考えましたが、この“ありがとう”は作者のしののめさんになのだと後で気がつきました!

    さぁ!柊兄が動きます!

    どんな真実だろうと、柊兄なら地面を踏みしめ受け入れる事でしょう!

    萌も戦うと決めた、柊兄も!

    もちろん!読み手の覚悟も出来ています!バッチ来いヤァァァァァ!更新、楽しみにしています!

    ありがとうございました💃
  • [評価] ★★★★★

    注意!ネタバレ表示中

    時の中でめぐる想い とどく想い
    そして たどり着く真実
    彼らの運命の輪が交錯する…

    柊にとって最大の試練が訪れようとしている今、気負いも怖れもなく顔を上げて立つ姿はまさに冬の王!
    巽さんの『血の匂いを嗅いだ』柊はどのような事実にも揺らぐことはないと確信します
    その行く手で明かされる宿命がどうか柊と萌の光となりますように

    そしてその愛の深さを誰よりも知る和虎と要のあの日のバッドエンドが時を経て幸いに転じたことが殊の外嬉しく映画のワンシーンのような描写に胸が熱くなりました

    時は残酷であり優しくもある
    その両刃の剣に耐えたものが無限と永遠を手にするのかもしれない…

    更新ありがとうございます!
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