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With the king…

211

シグマの深緑色の瞳がミウを見下ろす。

ミウは一方的な快楽に身体ごと揺れることしか許されなかった。

ポタポタとミウの頬にしずくが落ちる。

視線を上げて見るとシグマの腕から血が伝って落ちていた…

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miu🐈

血が、血が流れてる

213

sigma⚔

それがどうした?
血なんて珍しくもねぇ

214

ミウは手を伸ばしてシグマの腕に触れた。血は手枷のせいで傷ついた手首から流れている。

ハァハァと息を切らしながら、シグマは腰を振り続けた。

ポタ、ポタ

その間にも血は流れミウの頬を叩き流れおちる…

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miu🐈

もうお遊びは終わりよ。

外してあげるから…

ヤメて…血が、

早く手当てしないと…ヤメて!

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ミウがあまりにも動揺するので、

シグマは不本意ながら行為を中断した。

肉棒を抜くと蕾から愛液がタラタラ流れ出した。

手枷を外され自由になった手首は痕がクッキリ残っていた。

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miu🐈

ごめんなさい

…こんな事になるなんて思ってもなくて

傷つけるつもりは無かったの。

ただアナタをちょっと虐めたくて…

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sigma⚔

そんなに落ち込むなミウ

なかなかオモシロイ遊びだったぞ

血を見てあんなに動揺するなんて、

優しいな…

可愛いトコあるじゃねぇか

惚れ直したぜ

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シグマのコトバにミウの動きが止まる

顔を真っ赤にして俯いた。

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miu🐈

あたしは別に…血が出てて…

なのに、アナタは止めないし

その所為でケガが酷くなったら

みんな心配するといけないと思ったから…

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