無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

シグマは裸になり洗い場のイスに
座ってビアルネスを待った

緊張で腕が震える…海綿にソープを
付けてオトコの全身を丁寧に洗い始める

ふと、手が止まる

大人のペニスを触るのは初めてだった

ためらうビアルネス
同じところを洗い続けている

シグマは閉じていた目を開いた

ビアルネスが困ったような視線で
シグマを見ている

そう口に出した途端、ビアルネスの
大きな瞳からボロボロ涙が溢れ落ちた

(泣いちゃダメだ…シグマが困っちゃう)

今日、教わったコトの一つに
『王の前で泣かない』
という決まりがあった

泣くのではなく、はっきり言葉で伝える

王を無意味に困らせてはいけない

ビアルネスは目をゴシゴシ擦って
無理やり微笑んで自分をごまかした

ビアルネスは目を閉じて深呼吸を繰り返す。

(ちょっと待って、初めてじゃない！
ビーは元カレの・・・をフェラしてたじゃん！
同じだよ、チョット…かなり大きいケド)

意を決して手を伸ばした。