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シマ君のSemen事情

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クロエ

シマ君、今日はありがとう。
イイ検体が手に入ったわ
また、いつでも抜きに来てくれたら嬉しいわ。

今回の精子提供代ね

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そう言って、クロエ助教授は封筒を手渡した。

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クロエ

初回は一律5000円。
次回からは質や量など測定して、後日払い
だいたい300〜1000円ってトコね
スマホの決済出来るなら即送金するわ

悪くない話だと思うけど…
気を悪くさせちゃったら謝るわ。

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シマ トウマ

いえ、大丈夫です。
ありがとうございます。

失礼しました。

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シマは封筒を受け取り、研究室を後にした。
入れ違いに男子学生がやって来て、デュークが笑顔で迎えている姿が垣間見えた。

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シマ トウマ

はぁ、
スッキリしたけど、なんか疲れたな…

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校内の自販機で缶コーヒーを買って、ベンチに座って飲んだ。

外は薄暗くなっている。
帰りにラーメンを食べて、アパートに戻った。

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◆シマのアパート◆
課題を済ませて、テレビを見ていると
ドアフォンが鳴った。

玄関の鍵を開ける。
セフレのララが入ってきた。

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ララ

今日はサンキュ。
コレ、差し入れ一緒に飲もう

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シマ トウマ

お、ビールありがたいッス
ツマミなんも無いけど…

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