愛に生きる

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[作品説明]

生きているときはすべてが味気あるものだと、若い時はそう思ってた。
だが、大人になるにつれ忘れていった。大切な物とか、純粋な物とか…。
美味い物をただただ「おいしい!」って言えることとか…。
僕はただ守りたかっただけなのに。


純粋だった僕を!

純粋だった彼女を!


人間がいかに怖がりで臆病かを知ってしまったとたんに、僕の中で何かが壊れてしまった。

たぶん、他の人たちは忘れてしまったんだろう。

ガキでいたことの楽しさとか、まっすぐに現実にぶつかっていったあの頃の気持ちを。


そして僕は中途半端に大人になってしまった。

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