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~初恋~

第45章 元気と琴音~看病~

俺は体調を崩して近くの病院に来ていた

「金城さん、金城元気さん。2番の診察室にお入り下さい」


「はぁい。ゴホッゴホ…」


看護師さんに呼ばれて診察室に入る


「…熱が38度?喉もちょっと赤いね~。うん、風邪だね」


おっさん先生がそう言った


「やっぱりそうですか…ゴホッゴホ」


「じゃあ3日分薬出しとくから、また変化なかったらきてね~」


「はい…ありがとうございました…ゴホッ」


俺は処方箋を貰って病院を出ようとしていた



1人の看護師の女の子が目の前を通った


あれ…?

あの子誰だっけ?


誰かに似てるような…



いや、知ってるんだけどなぁ…ゴホッゴホ。


俺は頭がポーっとしながら看護師の女の子をみて、立ち止まったままでいた



するとその看護師さんが俺に気付いたらしく


俺の方に向かって歩いてきた



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