メイド喫茶へようこそ
第5章 翠の場合~休憩室で秘密のH~
「はぁ~あ……」
休憩室の机に突っ伏して、私は大きな溜め息をついた。
今日もたくさんミスしちゃった…
お客様はみんなイイ人だから、怒ったりしないけど…
落ち込むなぁ~
『sweet』で働き始めて約半年。
双子の相方、葵はすっかりお店の人気者なのに、私としたら…毎日ミスばっかり。
一生懸命がんばってるんだけど、それが空回りしちゃうっていうか…
ヘコむぅ~~
「……私、この仕事向いてないのかも」
ムニッッ
「き、きゃあぁっ!!」
突然ほっぺたにあったかい感触が…!
ビックリしてつい大声をあげる。
「だれが向いてないって?」
振り返ると、フロア担当の男性メンバー、斗真くんがいた。
「と、斗真くん…!ビックリしたぁ」
「ごめんごめん、はい、差し入れ」
斗真くんは缶のココアを差し出す。
…あったか~い…
斗真くんはいつもこんなふうに、さりげなく気配りをしてくれる。
優しくて気が利くから、女の子たちの中でも評判がいい。
「休憩?」
「うん。斗真くんも?」
「そっ」
斗真くんは私と向かい合わせのイスに座る。
ウェイター姿が似合ってて、ほんとカッコいいなぁ…
実は密かに憧れの人……でもある///
休憩室の机に突っ伏して、私は大きな溜め息をついた。
今日もたくさんミスしちゃった…
お客様はみんなイイ人だから、怒ったりしないけど…
落ち込むなぁ~
『sweet』で働き始めて約半年。
双子の相方、葵はすっかりお店の人気者なのに、私としたら…毎日ミスばっかり。
一生懸命がんばってるんだけど、それが空回りしちゃうっていうか…
ヘコむぅ~~
「……私、この仕事向いてないのかも」
ムニッッ
「き、きゃあぁっ!!」
突然ほっぺたにあったかい感触が…!
ビックリしてつい大声をあげる。
「だれが向いてないって?」
振り返ると、フロア担当の男性メンバー、斗真くんがいた。
「と、斗真くん…!ビックリしたぁ」
「ごめんごめん、はい、差し入れ」
斗真くんは缶のココアを差し出す。
…あったか~い…
斗真くんはいつもこんなふうに、さりげなく気配りをしてくれる。
優しくて気が利くから、女の子たちの中でも評判がいい。
「休憩?」
「うん。斗真くんも?」
「そっ」
斗真くんは私と向かい合わせのイスに座る。
ウェイター姿が似合ってて、ほんとカッコいいなぁ…
実は密かに憧れの人……でもある///