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メイド喫茶へようこそ

第8章 響子の場合~プロポーズ~

「……え?」



響子ちゃんは驚いてポカンとしてる。



「響子ちゃんのことが本気で好きなんだ…!

だから俺と結婚して、この仕事辞めてほしい。

もう他のお客さんの接客したり…VIPルームに入っていく姿を見たくないんだ…!」





しばらく沈黙が続く。

そして、響子ちゃんが困った表情で、申し訳なさそうに話し出した。





「……佐々木さん……気持ちはとっても嬉しい……でも、ごめんなさい……
私この仕事辞められないの…」

「なんで?!
……お金?お金なら俺がなんとかするから!」

「……お金じゃなくて…」





響子ちゃんはそっと俺の手を、自分の胸に当てた。





「…私、エッチなこと大好きなの。

ここでたくさんのご主人様にご奉仕するのが私の歓び。

だからやめられない…」





響子ちゃんのまさかの言葉にショックを受ける自分と
情けないことに興奮してる自分がいた。





「私、佐々木さんがそこまで想ってくれるような女じゃない。

今だって…佐々木さんとエッチなことしたくて身体がウズウズしてるの…」





響子ちゃんはそう言うと、自分で胸に当てた俺の手を動かして、切なげに吐息を漏らす。





「んっ……佐々木さん…触ってぇ……」

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