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第8章 響子の場合~プロポーズ~
「注文どうします?」
メニューを開いて俺を覗き込む響子ちゃん。
ぱっちりした目。長い睫毛。
ぽってりとした唇。
………キス…したい……
「…佐々木さん?」
俺はハッと我にかえって、体をひいた。
響子ちゃんの唇に吸い寄せられるように顔を近づけてしまっていたから…
危ない…!
「な、なんでもいいよ」
「ん~じゃあ野菜スティックなんかはどうですか?」
「じゃそれで」
「かしこまりました~」
響子ちゃんはいったん席を離れる。
VIPルームにしたのにはふたつ理由がある。
ひとつは、もちろん響子ちゃんとふたりっきりになるため。
もうひとつは、VIPルームでもあえて!いやらしいことをしないで、俺の本気さを伝えるため。
身体目当てじゃない。
真剣に好きなんだ。
それを伝えるんだ!
…本音言えば、そりゃエッチなこともしたいけど
ご主人様としてじゃなくて、恋人として……
「お待たせしましたぁ~」
響子ちゃんはグラスに刺さった野菜スティックをテーブルに置いた。
……ん?
野菜スティックといっても、きゅうりやナスなどの野菜がそのまま。
普通細く切ってあるだろ…
ま、野菜スティックなんかはどうでもいい!
「……響子ちゃん!!
今日は大切な話があるんだ!!」
響子ちゃんはきょとんと首をかしげる。
「俺と…俺と結婚してください!!」
俺はバラの花束を響子ちゃんに差し出した。
メニューを開いて俺を覗き込む響子ちゃん。
ぱっちりした目。長い睫毛。
ぽってりとした唇。
………キス…したい……
「…佐々木さん?」
俺はハッと我にかえって、体をひいた。
響子ちゃんの唇に吸い寄せられるように顔を近づけてしまっていたから…
危ない…!
「な、なんでもいいよ」
「ん~じゃあ野菜スティックなんかはどうですか?」
「じゃそれで」
「かしこまりました~」
響子ちゃんはいったん席を離れる。
VIPルームにしたのにはふたつ理由がある。
ひとつは、もちろん響子ちゃんとふたりっきりになるため。
もうひとつは、VIPルームでもあえて!いやらしいことをしないで、俺の本気さを伝えるため。
身体目当てじゃない。
真剣に好きなんだ。
それを伝えるんだ!
…本音言えば、そりゃエッチなこともしたいけど
ご主人様としてじゃなくて、恋人として……
「お待たせしましたぁ~」
響子ちゃんはグラスに刺さった野菜スティックをテーブルに置いた。
……ん?
野菜スティックといっても、きゅうりやナスなどの野菜がそのまま。
普通細く切ってあるだろ…
ま、野菜スティックなんかはどうでもいい!
「……響子ちゃん!!
今日は大切な話があるんだ!!」
響子ちゃんはきょとんと首をかしげる。
「俺と…俺と結婚してください!!」
俺はバラの花束を響子ちゃんに差し出した。