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君の支えになりたくて

第1章 春の日

『なぁ、俺の隣のあいつ………誰?転校生?』


「神田のぞみ……だったかな?福岡から来たらしいぜ」


この人相の悪い奴は、俺の友達


岸田桔平


「なーんか無愛想なんだよな…自己紹介も自分でしないで先生が名前言ってたし」


神田のぞみ……か


『俺さっき無視されたし』


「お前は、ただ単に嫌われてんじゃね?」


そう冗談で言う桔平


『おい、ひで~な』


なんで初対面の奴に嫌われなきゃなんねーんだよ


ありえねーっつの


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