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君の支えになりたくて

第1章 春の日

「えっと……す、好きな芸能人とか居るの?」


「……………」


しかし彼女は、依然として黙っていた


おいおい完全無視かよ…


いくらなんでも感じ悪いだろ…


「無視?……感じわる~い」


そう言って女子たちは、どこかへ行ってしまった


俺は、神田の事を友達に聞きたくて席を離れた


彼女が、唇を噛みしめ今にも泣きそうになっているなんて知らずに………


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