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君の支えになりたくて

第2章 帰り道

校門を出て少し歩いただろうか…


『……お前さ…、嫌なら嫌とか言えないの?』


「………」


そう俺が言っても彼女は、やはり黙ったまま…


…ほんと、なんつーか


可愛げのない性格だな……


『はぁ~…お前なぁ』


俺が言葉を発しようとすると…


彼女は、お辞儀だけしてどこかへ行ってしまった


……ほんと


『…可愛くねぇ』


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