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壁一枚 2nd

第12章 暗闇に隠れて



孝志「…!?」

美緒「…」


孝志に触れたくて
美緒は孝志の手にそっと触れた
そんな美緒の気持ちを察してか孝志も
美緒の手を強く
握り返してくれた


美緒「…」

孝志「美緒?」

美緒「…」


触れ合った手
美緒はその手を自分の膝に移動させると
その先を誘うように孝志の手を
股の間へ移動させた


孝志「ここ普通の映画館だよ」

美緒「…だって」

孝志「じゃあ…映画館出る?」

美緒「このまま続けたい…ダメ?」

孝志「いいよ」

美緒「…」


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