壁一枚 2nd
第16章 キスの真相
涼「俺、ちょっとトイレ行ってくるから
先に外で待ってて」
孝志「わかった」
明子「早くね」
涼を残し
店を出た孝志と明子
お互い、少し酔っ払っていた為
特に意識する事もなく手を繋ぎ店を出た
のだが…
孝志「あぁ~酔っ払った…」
明子「…孝志」
孝志「?」
明子「私…私やっぱり孝志が好き…」
孝志「明子…」
明子「彼女がいるのは知ってる…でも…
でも好きなの」
孝志「…でも俺」
明子「忘れられないの…好きなの!!」
孝志「明子、やめ…!?」
その瞬間
孝志は明子に抱きつかれ
抵抗も虚しく、唇にキスをされてしまっ
た