壁一枚 2nd
第19章 記憶喪失
明子「孝志、大丈夫?」
孝志「大丈夫だよ」
翌日から
世話係いう名目で
明子は授業の時以外はずっと孝志の側に
いた
世話するほどの怪我ではなかったが
記憶喪失で色々、不安な事もあるだろう
と誰も
文句は言わなかった
明子「孝志、今日お弁当作ってきたから
お昼、一緒に食べようね」
孝志「ありがとう」
生徒①「先生、ずるい」
生徒②「職場に新しい彼女連れ込むなん
て」
孝志「新しい彼女?」
明子「ほらっ、もう授業始まるわよ」
生徒「は~い」
孝志「明子、新しいって…」
明子「孝志も次授業でしょう?早く行か
なきゃ」
孝志「…あぁ」