壁一枚 2nd
第6章 先生には秘密
孝志「じゃあ俺、ちょっと出てくるけど
夕方には戻るから悪いけど…」
美緒「任せてください」
孝志「美緒、ちょっとこっち…」
美緒「はい、んっ!?」
孝志「いってきます」
美緒「…いって…らっしゃい…」
翌日
出かける孝志を
玄関先まで見送った美緒
そんな美緒の頭を
孝志は自分の方に引き寄せると
美緒の唇に触れるだけの優しいキスをし
満足した表情で
どこかへ出かけて行った
美緒「…」
多恵子「朝からラブラブね」
美緒「多恵子さん!?…すいません…朝
から…」
多恵子「謝る事ないわよ、ご飯作るね」
美緒「…はい」