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壁一枚 2nd

第8章 やきもち



孝志「話し中だったのに悪いね」

勇樹「いえ」

美緒「先生、授業じゃなかったの?」

孝志「もう終わった」

美緒「そうなんだ、私もさっき終わった
ところ」

勇樹「…」


貴重な時間を邪魔され
少し不機嫌そうな顔をしていた勇樹
しかし
そんな勇樹の表情に美緒が気づく事なく
孝志に腰を引かれ教室から
出て行ってしまった


勇樹「…ったく…何やってんだ…俺…」


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