壁一枚 2nd
第10章 キャンプ
孝志「美緒」
美緒「…」
孝志「もう大丈夫だよ」
美緒「…っ…ごめんなさい」
孝志「美緒?」
美緒「先生の…言った通りだった…」
孝志「…」
自分は勇樹に一度フラれている
だからも絶対、間違いが起きるワケない
そう思っていたが…
美緒「私…バカだよね…本当…」
孝志「美緒のせいじゃないよ」
美緒「でも…」
孝志「男はみんな狼だから…仕方ないん
だよ…」
美緒「先生も…そうなの?」
孝志「そうだよ、今だって美緒に会えて
美緒を抱きたいと思ってる」
美緒「先生…」