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壁一枚 2nd

第10章 キャンプ



孝志「大丈夫か!?」

美緒「うっ…先…先生…うぇぇ~」

孝志「…」


美緒を安心させるように
孝志は美緒を強く抱きしめ優しく背中を
さすってくれた


美緒「うっ…うぅ…」

孝志「…」

勇樹「…あの…俺…ごめんなさい…」

孝志「悪いけど…席外してくれないか…
今日の事は美緒が落ち着いてから…また
改めて話すから…」

勇樹「…はい」

美緒「…」


申し訳なさそうに
テントの外へ出て行った勇樹
勇樹の足音にドキドキしながら美緒は
孝志の服をギュッと
掴んだ


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