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壁一枚 2nd

第11章 男は狼



美緒「んん…あれ?」


翌朝
目覚めると
孝志の姿はなかった
少し残念な気持ちになったが
他の生徒の手前
美緒のテントに泊まった事がバレると
あまり孝志のイメージがよくない為
みんなが起きる前に
帰ったようだ


美緒「…」

由美子「美緒、おはよう」

美緒「おはよう」

由美子「足の具合どう?」

美緒「少し痛いけど…昨日よりは平気」

由美子「良かった」

美緒「…ねえ…勇樹君は?」

由美子「江川君なら朝早く帰ったみたい
なんか急用があるとかで」

美緒「…そっか」


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