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壁一枚 2nd

第11章 男は狼



美緒「…あっ」

勇樹「…おはよう」


次の日
ようやく勇樹が大学に現れた
全く連絡が取れず大丈夫かと心配したが
少し痩せていたものの本人はいたって
元気そうだった


美緒「ちょっ…今まで何してたのよ!?
電話もメールも何回もしたのに…」

勇樹「…ごめん」

美緒「私…心配して…」

勇樹「…先生は?」

美緒「授業中、もうそろそろ終わる頃だ
と思うけど…」

孝志「美緒、お待た…!?」

美緒「先生」

勇樹「…」

孝志「お前…やっと来たか」


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