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全部、愛してた。

第3章 空と輝の関係

「ここ…?」


「そうだよ。」


そこは屋上だった。



「ねぇ、輝。どうしたの?こんなところ連れてきて。」


「わかんない…?」


輝の目は少し潤んでいた。

だけど、わたしを拒むような、冷たい目。


わたしは悲しくなった。

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