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全部、愛してた。

第2章 処女にさようなら

・・・・・は?



待って待って。



わたしは輝を起こすことにした。


輝の細くて華奢な、でも筋肉質な体を揺さぶる。


「ねぇ、輝っ、輝っ!起きて!」



輝が重たそうに目を開く。

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