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全部、愛してた。

第5章 愛じゃない

ん…?



ここどこ…?





目が覚めたわたしがいたのは…





またベッドの上だった(笑)






「あっ、空!目覚めたんだ!」




輝は飲み物を2つ持っていて、1つをわたしにくれた。



「ここって…保健室?」




「うん、そうだよ。」



そっか、わたし、気を失っちゃったから…


「気分…どう?」



「えっ、あぁ!大丈夫だよっ」



「そっか…ごめんね?あんなとこで…、シちゃって…。」




大丈夫、ありがとう、輝。


輝と愛し合えたから、もう元気だよ?平気。



「そんな心配しないで?わたしもう大丈夫だよっ?」



輝は笑いながら良かった、って言ってくれた。




「じゃ、もう帰ろっか!」




「歩ける??」




少し腰が痛んだけど、歩けない痛さじゃなかったから帰ることにした。




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