テキストサイズ

出会い系サイトのレイプマン

第1章 レイプマン登場

黒田明は茶系のスーツで身を包んでいたが、スーツにクリーム色のYシャツ、スラックスを脱いだら、まさに腹を減らしたオオカミを彷彿させるような体型をしていた。腹筋はモコモコと膨れ上がり、足はカモシカのように引き締まっていた。それに黒いブリーフ姿が妙に決まっていた。

同じく田中理沙は分厚く敷かれた新聞紙の上で中腰になって、自力で逃げ出そうと必死になっていた。

このままじゃ、本当に強姦されちゃうわ…
何とかしないと、でもどうすればいいのよ…

ピンク色の下着姿の田中理沙はもう泣きたい状態だった。

      あ、あれっ!?…

黒いブリーフ姿の黒田明が、急に目の前でうずくまり苦しい表情をし始めた。

う、ううー、は、腹が痛い、こんな時についてねえぜ、おい!急に腹が痛くてたまらねー、ちょっと奥の便所でクソしてくるから、それまで逃げるんじゃねえぞ!

黒田明は普段から便秘気味の対質をしていた。急に数日分の便が胃腸の中で動き出してしまったのだ。よほど我慢が出来なかったのだろう。黒田明は黒いブリーフ姿のままで、スタッフルームのドアを開けてトイレに駆け込んでしまった。

切れ長の目をしたハンサムな男も、こうなると台無しだった。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ