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僕は一旦受け取り、小さなハンドクリームの入った箱を取り上げた。


「これは、君に…」


「え…？」


「選んでくれた御礼だから」


「ありがとう」


君は笑顔で受け取ってくれた。


やった！


僕は嬉しいような、照れくさいような気分になり、紙袋を手に取りその場を去った。