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僕のこたえ

第15章 セカンドキス

4駅目で僕と浅賀さんはほぼ同時に降りた。


改札口を出ると浅賀さんは三歩後ろを歩いてた。


2~3分歩くと住宅街に入る。


「東君!」


浅賀さんが大きな声で呼んだ。


振り向くと浅賀さんはちょっと寂しそうに見えた。


「なに?」


浅賀さんは三歩歩き僕に近づく。


「イブに一人にしないで」


浅賀さんは上目遣いででも真剣な顔だった。


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