テキストサイズ

僕のこたえ

第15章 セカンドキス

「チキン料理頼んだわ」


「よくイブに頼めるな」


「お得意様だから」


イタズラっぽく笑う奥に寂しさが見えた。


「いつも一人なの?」


浅賀さんは冷蔵庫を開け、
二つのグラスにオレンジジュースを注ぎ、
センターテーブルに置き僕の横に座った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ