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僕のこたえ

第15章 セカンドキス

「浅賀さん…」


彼女は得意なイタズラな笑みを見せ僕の眼鏡を外した。


浅賀さんの顔がボンヤリした。


「東君って眼鏡外すと見えない?」


「いっいや、近くは見える…」


「この位?」


浅賀さんは僕の両頬に手を添え、グッと顔を近付けた。


浅賀さん鼻先と僕の鼻先の距離は多分およそ1cmだ。


「見えるよ…というか近過ぎだ…」


「ホントに見えてる?」


「あっああ…見えっん…」


と言い途中に、彼女の唇は僕の唇に重なった。


君の唇とは違うけど柔らかく甘かった。


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