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僕のこたえ

第17章 翌日の僕と母

「珍しいじゃない、蓮がうたた寝なんて」


「ん…ああ…」


僕は寝ぼけ眼で目をこすり、眼鏡を掛けた。


「今何時?」


「3時半よ」


そんなに寝てたんだ…


確かに珍しい。


「コーヒー入れてよ」


「いいよ…」


スミカさんもどうみても起きたばかりと言う出で立ちだ。


これは朝帰りだろうと思ったが、
突っ込むとこっちまで突っ込まれそうで黙ってコーヒーを淹れた。


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