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僕のこたえ

第18章 クリスマス

甘いような爽やかな柑橘系の香りがふわりと香った。


ゆっくり背中を撫でるように僕の手は動いた。


君はこの香りが僕の香りに似ていると言った。


でもうちの柔軟剤はここまで甘くはない。


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