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僕のこたえ

第23章 サヨナラ初めての女性

そして…僕はもう愛海を抱けない。


きっと愛海も分かっているようで誘ってこなかった。


「愛海、帰るけど、大丈夫だよな?
明日は学校来るよな?」


「うん…今日はありがとう」


「いや…」


僕達はお互いもう触れ合ったりしなかった。


靴を履いて玄関の扉を開けた。


「じゃあ、おやすみ」


「おやすみ…」


扉は静かに閉まった。


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