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僕のこたえ

第25章 散りゆく想い

僕は窓から校庭を眺めた。


君が昇降口を出て校庭を走り抜けて行く。


校門には君を待つアイツの姿があった。


アイツは君の手をしっかり握り締め最後の校門を潜った。


僕が見た最後の君はやはりアイツと一緒で、君の背中だ。


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