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僕のこたえ

第33章 再会

春も終わりに近づく頃、サークルで汗を流していると長身の新入生を目にした。


ソイツは僕の記憶に一番残っているヤツだ。


名前は神山 理人…


君の愛する彼氏だ。


本当にまた僕の後輩になった。


神山は僕に気がつき口角を片方あげニヤリと笑った。


僕も同じ笑みを返し、持っていたボールを放った。


ボールはスポリとゴールに入った。


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