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僕のこたえ

第40章 柄にもなく

「東先輩、ごめんなさい。またデートしてね」


「あっああ…」


遥香ちゃんは爽やかな笑顔を見せ、僕はテーブルにポツンと一人残された。


僕は何やってるんだ?


せめて駅まで一緒に送れば良かった。


後悔しても仕方がないが、今までの僕のデートの中で一番情けない終わり方だった。


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