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僕のこたえ

第40章 柄にもなく

「それは、災難だ。構わないよ。早く行ってあげて」


「ありがとう!また連絡する」


遥香ちゃんは財布から1000円出しテーブルに置いた。


「いいよ、ここは出すから」


「そうはいかないわ。
勝手にデート切り上げちゃうんだし。
それにお互い学生なんだから無理はいけないわ」


遥香ちゃんは首にストールをサッと巻き、立ち上がった。


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