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僕のこたえ

第44章 僕の告白

遥香は両手を口に抑えて大きな目を潤ませていた。


「どうした?帰るぞ」


「東先輩、今の告白ですよね?
私感動してるんですけど…」


そう言われて急に恥ずかしくなって、体中が熱くなり沸騰した。


「東先輩…私…高校一年の春からずっとずっと好きだったんです。
三年越しの恋が今、実りました」


僕も感激して声が出ない。


遥香が小さく震えていた。


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