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僕のこたえ

第6章 二学期のはじめ





だけど君は午後の授業に現れる事はなかった。



原因は分かってる。


どこかでアイツと愛を育んでいるんだろう…


もう僕は君の心の一角にだって置いてはもらえない存在なのだ。


その時間の授業はいつもより熱心に受けた。


そうでもしないと叫びたくなるような気分だったから。


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